2007/05/12 Sat 60年代のスナック

祖父の代から私の母の代へと新宿歌舞伎町で
キャバレーやスナック、雀荘、小料理屋と幅広く
経営してました。まぁそのおかけで私の幼少時代は
チョイとさびしい思いをしたわけですが･･･

祖父の頃のキャバレーや雀荘は私が物心ついた
頃には引退してしまったので写真でしか知りません。
母がやっていたスナックは今から思うと結構オシャレで
よかった。内装の感じが歌舞伎町さくら通りにある
「Rockin' Chair」（知ってる人いるかもしれませんね）
のように壁やカウンターの造りが木材で、奥にいくと
上下に分かれて５段ぐらいの階段があり、それぞれ
こじんまりとしたボックスがあった。 

階段手前の右側にはジュークボックス。左側には
ピンボール。懐かしい･･･
ジュークボックスには流行の歌謡曲やモータウン、
ソウルトレインで流れてそうなレコードがぎっしりとあった。

たまに店に遊びに行っては母から小銭を貰って好きな
曲をかけてみたり、ピンボールで遊んでみたり。って営業してる
時間帯には行ってないですよ。　
洋楽を自然と聞くようになったのはこの頃からかな。

一曲いくらだったんだろう･･･もうまったく覚えてないです。
あの頃のレコードもいくらぐらいだったか。一枚500円は
しなかったのは確かです。



店は、いつもウィスキーの匂いで充満してました。
お酒はサントリーのダルマが主流だったと思う。
トリスなんてのもありましたね。どんな形のビン
だったか忘れたけど、トリスのキャラは覚えてます（笑 

キャラ名はアンクルトリスって言うんですね。
すっかり忘れてました。なぜだかアンクルトリスの
楊枝入れだけがすごい印象に残ってます。